コンカフェでのシャンパンの値段は?相場からシャンパンの種類まで解説!
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独特な世界観に浸りながら、コンセプトに沿ったサービスや飲食を楽しめる「コンカフェ」。
最近はキャストと一緒にお酒を飲めるバー形態のコンカフェも増えてきており、注目を集めています。
そんなコンカフェでお酒を注文するとき、一度は目に留まるのがシャンパン。
華やかなシャンパンでキャストを喜ばせてみたいものの、料金やマナーが気になって手を出せずにいる方は多いのではないでしょうか。
「シャンパンって高いイメージがあるけど料金相場はどのくらい?」
「ガールズバーみたいに種類はたくさんあるの?」
「コンカフェでシャンパンを開封したら何か特典はあるのかな?」
そんな疑問を解消すべく、コンカフェにおけるシャンパンについて詳しく解説していきます。
▼コンカフェの料金を詳しく知りたい方はこちらもチェック
コンカフェにおけるシャンパンとは?
コンカフェでシャンパンを開封することは、「キャストへの愛」を表したようなもの。
まずは、コンカフェにおけるシャンパンの基本情報について説明していきます。
イベント・生誕祭に最適
1本あるだけで特別感を演出できるシャンパンは
「バースデー」「周年」「卒業」といったイベントで場を盛り上げるのにぴったり。
写真映えもするので、キャストがSNSやブログにアップしてくれるかもしれません。
また、コンカフェではシャンパンを入れること自体がもはやイベントになります。
「今日は〇〇ちゃんと出会って1年記念日だよ」とサプライズでシャンパンを開けるのもキャストにとって大切な思い出になるはず。
・普段とは違う特別な時間を推しと共有したい
・日頃の感謝や想いを伝えたい
・年に数回のイベントだから盛大にお祝いしたい
そんな時はシャンパンを入れるベストタイミングです。
魅力的な特典付き
コンカフェでシャンパンを入れると、キャストと乾杯ができるだけでなく「特典」が付いてきます。
特典目当てでシャンパンを入れるお客さんも多いんだとか。
特典の例
・ツーショット写真・ブロマイド
・オリジナル写真集
・動画撮影
・オリジナルグッズ(バッジ、キーホルダー、アクスタ、ステッカーなど)
・手作り弁当やお菓子
・私物プレゼント
・直筆の手紙
・プリクラ撮影同行
・お出かけ券(ご飯やお買い物などデートできる)
※ボトル額やお会計金額によって特典内容は変わります
写真やグッズがポピュラーな特典ですが、「物ではない特典」を用意している店舗もあります。
特に推しとお店以外で2人きりの時間を共有できるお出かけ券は、平均よりも料金設定が高いシャンパンについてくるプレミア級の特典。
自分のことを知ってもらえるだけでなく、推しの笑顔を独り占めしながらデートできるなら値段以上のプライスレスな価値があるでしょう。
代表的なシャンパンの種類と値段
コンカフェに置いてある代表的なシャンパンの銘柄を、お手頃価格・中価格帯・高級の3つのランクに分けてみました。
お手頃価格帯 | |
---|---|
ノンアルコールシャンパン | 5,000円~10,000円 |
スパークリング: カフェ・ド・パリ、ポンパドール | 5,000円~10,000円 |
スパークリング:アスティ、プラチナム、シンデレラシュー | 10,000円~20,000円 |
モエ・エ・シャンドン(白) | 10,000円~20,000円 |
中価格帯 | |
---|---|
MAVAM(マバム) | 20,000円~30,000円 |
モエ・エ・シャンドン(ロゼ) | 20,000円~30,000円 |
ヴーヴ・クリコ(イエロー) | 20,000円~30,000円 |
ヴーヴ・クリコ(ロゼ) | 20,000円~30,000円 |
モエ・エ・シャンドン(ネクターロゼ) | 30,000円~40,000円 |
高級帯 | |
---|---|
ドンペリニヨン(白) | 80,000円~90,000円 |
ソウメイ | 90,000円~100,000円 |
エンジェル | 100,000円~ |
アルマンド | 200,000円~300,000円 |
ドンペリニヨン(ロゼ) | 120,000円~ |
※料金は相場の為店舗によって前後します。
ノンアルコールシャンパンやスパークリングワインは 10,000円以下とリーズナブルな価格で提供しているお店が多いので、比較的手の届きやすいシャンパンです。
さらにフルーティーで飲みやすく、ボトルのデザインもおしゃれ。女の子はテンションが上がること間違いないでしょう。
また、キャストの中にはお酒が苦手な子もいるので、どのシャンパンを入れるか迷っているときは本人に好みを聞いてみるのもおすすめです。
シャンパンを頼む際の予算は?
コンカフェは1時間あたり2,000円~3,000円が相場ですが、シャンパンを入れる際は最低でも+10,000円はお財布に入れていきましょう。
しかし、シャンパンを入れると場が盛り上がるため、実際のところ滞在時間1時間では物足りなくなってしまいます。
長居することや、フードや他のドリンク代のことを考えると、いつもコンカフェでお支払いしている料金+30,000円を持っていくと安心です。
「頼む銘柄が決まっている!」という方は、シャンパン代+10,000円を用意しておくと余裕をもってキャストとのシャンパンタイムを楽しめますよ。
コンカフェ嬢が喜ぶシャンパン演出
引用元:X(旧Twitter)
コンカフェにはシャンパンを使用した演出があるのをご存知でしょうか?
シャンパンタイムをワンランクアップさせる、代表的な2つの演出をご紹介します。
オリシャン
引用元:X(旧Twitter)
オリシャンとは「オリジナルシャンパン」の略で、バースデーや周年祭などのイベント時に限定販売される特別なシャンパンです。
オリシャンのボトルにはキャストの名前や写真が入っているよ♪
オリシャンの料金相場
料金料金相場は30,000円と少々値が張りますが、推し仕様になった世界にひとつだけの特別なシャンパンを手にいれられるのならお得に感じるのではないでしょうか。
キャストにとって自分のオリシャンを入れてくれたお客さんは特別な存在になります。
「〇〇ちゃんとの距離をもっと縮めたい……」
そんな時はオリシャンを入れたら推しとの愛情が深まること間違いなし。
さらに、オリシャンの空きボトルは持ち帰りOKなお店が多く、コレクションとして集めることができますよ。
シャンパンタワー
シャンパンタワーとは、シャンパングラスをピラミッド状に積み上げて、一番上からシャンパンを注ぐ迫力満点の演出です。
主流な形は三角形ですが、最近は四角形・円形などさまざまな形が増えています。
シャンパンタワーの料金相場
・料金は段数やグラスの個数によって異なり、8段で30,000円~、10段で50,000円~が相場
・高級なシャンパンを使用したり、段数を増やしたりすると、500,000円〜1,000,000円を超えることもある
・三角形よりも四角形の方がグラスを使用するため料金相場が上がる
キャストの卒業や生誕祭などの豪華なイベント時にシャンパンタワーはぴったり。
5段ほどでもインパクトがあるため、まずは小段からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
シャンパンタワーに憧れている女の子は多いので、喜んでくれるはずです。
シャンパンの頼み方・注意点
初めてのシャンパンオーダーはやはり緊張するもの。せっかくなら大人の余裕をみせてカッコよく注文したいですよね。
ここからはコンカフェでシャンパンを入れる際の頼み方や基本的なマナーをお伝えします。
シャンパンの頼み方
シャンパンを注文したいときは、一緒に飲んでいるキャストか近くにいるスタッフに「銘柄・本数・誰に入れるのか」を伝えましょう。
「〇〇ちゃんにモエ・エ・シャンドンの白を1本入れて!」といった感じでOK
どの銘柄を選んだらいいのか迷う時は「甘めが好き?スッキリ風味が好き?」と、キャストに好みの味を聞いてみてください。
好みが分かったらスタッフに「〇〇円以内で甘めのシャンパンをお願いします」と伝えると注文がスムーズになります。
この時、高級シャンパンが運ばれてきてお支払いできない……なんてことにならないように必ず予算も伝えるようにしましょう。
また、「自分はお酒が飲めないけど推しにシャンパンを入れたい」という時は、隣の席や周りのキャストも一緒に複数人で飲むことをおすすめします。
女の子1人でシャンパン1本を飲み干すのはキツイため、何人かでワイワイ飲むのが自分もキャストも楽しい時間を過ごせるはずです。
注意点
乾杯するキャストさんが増えるとその分追加料金が発生する可能性があるため、利用するお店の料金システムをしっかり確認してから注文しましょう。シャンパンを入れる際の基本的なマナー
前提として飲み潰れてしまうことのないように、背伸びして度数の高いシャンパンを入れるのは避けましょう。
シャンパンの度数は11~12.5%が一般的で、度数4~5%のビールよりもかなり高いです。
お酒が苦手な方は、度数11%未満のスパークリングワインや、甘めで飲みやすいシャンパンがおすすめ♪
また、なかには「リーズナブルな価格のシャンパンは入れるのが恥ずかしい……」という方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
コンカフェはガールズバーやキャバクラほど頻繁にシャンパンが入るわけではないので、キャストからしたらどんなシャンパンでも「自分のために入れてくれたこと」が嬉しいのです。
無理に高いシャンパンを入れてお金がなくなってしまった……当分コンカフェには行けない……となっては本末転倒。
シャンパンを入れるのは「イベントの時だけ」「1年に1回推しの誕生日だけ」というように自分の中でルールを決めてみてください。
よくある質問
Q. シャンパンを開けた場合、ボトルや箱などを持ち帰りできますか?
A.店舗にもよりますが、「持ち帰りたい」と言えばいただけるお店が多いです。
特にオリシャンはほとんどの人が持ち帰りします。
まれに、キャストが空きボトルを欲しいと言ってくることがあるので、その際は写真だけ撮ってプレゼントしてあげましょう。
Q. 店舗に置いていないシャンパンを差し入れするのは非常識ですか?
A.店舗によりますが、シャンパンは持ち込みNGのところがほとんどです。
差し入れする前に確認しておきましょう。
とはいえ、シャンパンはお店で入れるのが一般的です。 希望する銘柄がない場合、お店にオーダーすると取り寄せてくれるケースもあります。
Q. シャンパンを頼んだら全て飲まないといけないのですか?
A.必ずしも飲み干さなければいけないというルールはありませんが、マナーとして飲みきれる範囲内で注文しましょう。
キャストの中にはお酒が苦手な子や、後の業務を考えて少ししか飲まない子もいるため、あまりにも度数の高いシャンパンを入れると自分の飲む量が増えてしまいます。
間違っても飲みすぎて潰れることのないようにお気をつけください。
また、他のキャストも含めて複数人で飲むとひとり1~2杯と程よい量で楽しめます。
ただ乾杯するキャストさんが増えるとその分追加料金が発生する可能性があるため予算内で済むかチェックしておいてください。
Q. 未成年でもシャンパンを頼んでいいの?
A.未成年者の場合は酒類販売不可のため、シャンパンの提供はできません。
自分が未成年でキャストが成人している場合でもNGです。華やかな雰囲気を味わいたい時は、ノンアルコールシャンパンで乾杯しましょう。
Q. シャンパンを頼んだらキャストにメリットはあるの?
A.シャンパンボトルを開けると、その売上の一部がキャストのお給料として支払われるお店が多いです。
シャンパンが入った際にキャストが受け取れる歩合給のことを「シャンパンバック」といいます。
バック率は店舗により異なりますが、シャンパン料金の10~30%が相場です。
まとめ
コンカフェにおけるシャンパンの料金や頼み方について、ご理解いただけたでしょうか。
「推しに感謝の気持ちを伝えたい」
「お店を支え続けてきてくれたキャストを送り出したい」
「給料日後だから奮発したい気分」
シャンパンを入れる理由は人それぞれ。コンカフェでシャンパンを入れることはお支払いした料金以上の価値が必ずあります。
そして、キャストは「あなたが自分のためにシャンパンを入れてくれたこと」が何よりも嬉しいはずです。
コンカフェは公式サイトがある店舗が少なかったり、メニューにシャンパンについての情報があまり記載されてなかったりするため、ぜひこの記事で予習してコンカフェでシャンパンデビューしてみてくださいね!